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ハイメルツ工法とは?

ハイメルツ工法とは

発泡スチロールの新たなリサイクルシステムです。
私たちの大切な荷物や商品を守りながら安全に届てくれる発泡スチロール。
便利な一方でその「大きさ・形」を容易に変えられないことから、置き場所や処分に困られた経験もあるでしょう。
当社がご提案する『ハイメルツ工法』は、その「大きさ・形」の課題を解決するシステム。
HMと呼ばれる特殊な溶剤に廃発泡スチロールを入れて溶かし、ゲル状に減容させる。
これまでにない発泡スチロールの新たな処理方法です。
ゲル状に変化したスチロール樹脂は、元の1/100の大きさにボリュームダウンするため、
保管場所に困らず運搬コストも大幅にカットできます。
さらにスチロール樹脂は、プラントで固形ペレットと乾留溶剤に分離され、再資源として生まれ変わります。固形ペレットはプラスチック製品や固形燃料等に姿を変え、乾留溶剤は精製工場でHM溶剤に戻り、再び市場へと出回るのです。なかでも固形燃料は、重油と同程度の熱量を誇り、燃焼時にダイオキシンを発生しないことから新たなエコエネルギーとして注目を集めています。
環境への負担を減らし、資源を有効活用するために、
『ハイメルツ工法』は持続可能な社会づくりの一端を担ってまいります。
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HM溶剤

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HM-130

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HM溶剤に接触した部分から

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スチロール樹脂再生プラント

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ゲル投入口

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再生スチロール樹脂ペレット

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乾留溶剤精製プラント

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乾留溶剤精製プラント

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リサイクル商品

コスト比較

コスト比較

従来技術と比べ 廃棄コストが51.4%削減できる!
従来技術と比べ
廃棄コストが51.4%削減できる!
基準とする数量:8  単位:㎥
新技術 従来技術 向上の程度
経済性 35,000円 72,000円 51.4%
工程 1日 1日 0%
新技術の内訳 従来技術の内訳
項目 HM溶剤
(ハイメルツ工法)
産業廃棄物収集・
運搬および処分
仕様 オープンドラム缶セット 4tコンテナ車収集・
運搬および中間処理処分
数量 70 8
単位
単価 500円 9,000円
金額 35,000円 72,000円
適用 運搬車両費含む 関東地区(1都7県平均費用)
出典:(財)建物物価調査会
2005年度
新技術の内訳
項目 仕様 数量 数量 単価 金額 適用
HM溶剤
(ハイメルツ工法)
オープンドラム缶セット 70 500円 35,000円 運搬車両費含む
従来技術の内訳
項目 仕様 数量 数量 単価 金額 適用
産業廃棄物収集・
運搬および処分
4tコンテナ車収集・
運搬および中間処理処分
8 9,000円 72,000円 関東地区(1都7県平均費用)
出典:(財)建物物価調査会2005年度

発泡スチロール見かけ重量算出例

発泡スチロール見かけ重量算出例

ドラム1缶からコンテナに
入る量まで用途に応じて対応可能!

廃棄物用(現場設置用)コンテナ~8m3タイプ>>
・3600L×1900W×1200H≒8.21m3
廃棄物用(現場設置用)コンテナ
8m3タイプ
・3600L×1900W×1200H≒8.21m3
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例1

魚箱(ビーズ法成型品・EPS)(標準サイズ400×300×200H 160g/個)を積むと、
324個/台×160g/個=51.84kg(HM溶剤必要量「約50L」)

例2

建材用ボード(ビーズ法成型品、化粧型枠、EPSブロック等・略称EPS)発泡50倍程度と仮定する
(t=50 1800L×900W850g/枚)を積むと、
104枚程度×850g/枚=88.4kg(HM溶剤必要量「約90L」

例3

建設用ボード(押出法成型品、スタイロフォーム、化学畳など・略称XPS)押出成型品、畳床など
(t=25 1800L×900W 1150g/枚) を積むと、
208枚程度×1,150g/枚=239.2kg(HM溶剤必要量「約240L」

以上の数字は実際に積載し、計測した数値ではありませんが、発泡ポリスチレン製品の単位重量、及び、コンテナ寸法は実測値です。概算の検討資料として下さい。

注 意 事 項

注意事項

  • 屋内で定常的に減容作業をおこなう場合は、「有機溶剤作業主任者」の資格を持つ取扱責任者を選出してください。作業場の見やすいところに選出された責任者の職務の掲示が必要です。
  • 貯蔵が1,000Lを超過または、取扱量が200Lを超過した場合、作業者は第4類乙種または丙種危険物取扱い者の資格が必要になります。
  • HM溶剤の付近では、火気または引火の恐れのあるものは使用しないでください。
  • HM溶剤が繰り返し直接または間接的に皮膚に触れないよう注意してください。
  • HM溶剤による発泡スチロール減容作業は、原則として屋外でおこなってください。